海上コンテナが世界中の物流を支えている最大の理由は、世界共通の「ルール」が徹底されているからです。そのルールの中心にあるのが、ISO規格(国際標準化機構)です。

今回は、コンテナの品質を語る上で欠かせないISO規格の主要なナンバーを、分かりやすい図解とともに解説します。パウコンテナが扱うコンテナがなぜ高品質なのか、その理由を紐解きます。

1. 互換性の要「ISO 668」寸法定義

ISO 668は、コンテナの「外部寸法」を定めた規格です。世界中のどの港、どのトレーラーでも扱えるのは、この規格のおかげです。主な種類とサイズの比較を見てみましょう。

20フィート (20ft) 標準 (8’6″) 高さ: 2,591mm 背高 (9’6″) +30cm 長さ: 約6,058mm 40フィート (40ft) 標準 (8’6″) 背高 (9’6″) 主流 長さ: 約12,192mm ※幅は全タイプ共通で「8フィート (約2,438mm)」です。
▲ 図1:ISO規格に基づくサイズ比較(長さと高さの違い)

2. 圧倒的強度の証明「ISO 1496」試験

なぜコンテナは、船の中で何段も積み重ねても潰れないのでしょうか? それはISO 1496によって過酷な強度試験が義務付けられているからです。

特に重要なのが「スタッキング試験(段積み試験)」です。コンテナの四隅にある支柱(コーナーポスト)には、数百トンもの荷重に耐える強度が求められます。

上段コンテナ(最大8段分) 試験対象コンテナ(最下段) 合計 約192トン の試験荷重 ※四隅の「隅金具」と支柱で全荷重を支える構造 ▼ 荷重の集中 荷重の集中 ▼
▲ 図2:ISO 1496に基づくスタッキング試験のイメージ

3. 個体を識別する「ISO 6346」コード

コンテナの扉や側面に書かれたアルファベットと数字の羅列。これはISO 6346で定められた「世界共通の識別コード」です。それぞれの文字列には重要な意味があります。

NYKU 123456 7 45G1 オーナーコード (所有者の識別) シリアル番号 (固有の6桁数字) 検査数字 (入力ミス防止用) サイズ・タイプコード (例:45G1=40ft背高ドライ)
▲ 図3:実際のコンテナ扉におけるISOコード記載例と読み方

このコード体系により、世界中の物流システムでコンテナが管理されています。正規のコンテナである重要な証です。

海上コンテナ・規格に関するQ&A

ISO規格コンテナは、建築確認申請に対応できますか?
条件によりますが可能です。ISO規格コンテナは構造的に非常に頑丈ですが、日本の建築基準法に適合させるためには、適切な補強やJIS鋼材を使用した特注コンテナの選定が必要になる場合があります。詳細はお問い合わせください。
中古コンテナでもISOの強度は維持されていますか?
経年劣化の程度によります。そのため、パウコンテナではプロの基準(IICLやCICなど)で厳しくチェックを行い、著しい錆やフレームの歪みがない良質な個体を選別して販売しております。
規格適合・高品質コンテナの
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ISO規格に準拠したコンテナは、世界基準の「安心」そのものです。
専門知識を持つスタッフが、お客様の用途に合わせた最適な一台をご提案いたします。

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