海上コンテナの最大の魅力、それは「自分だけの空間を自由に作り込める」という点にあります。無骨な鉄の箱が、塗装や改装によっておしゃれなカフェやガレージ、オフィスへと生まれ変わります。
しかし、鉄の塊であるコンテナの加工は、日曜大工レベルでは難しい工程も存在します。今回は、コンテナDIYの主要なポイント(塗装・開口・断熱)を、図解を交えて解説します。
1. 印象を劇的に変える「外装塗装」
中古コンテナを購入した場合、まず最初に行いたいのが塗装です。見た目を綺麗にするだけでなく、「錆(サビ)の進行を食い止める」という重要な役割があります。
- ケレン作業:古い塗料や錆をヤスリで落とす下地処理。これが最も重要です。
- 錆止め塗装:鉄を守るプライマーを塗布します。
- 上塗り:お好みのカラーで仕上げます。遮熱塗料を使うと夏の暑さが軽減されます。
2. 窓・ドアを取り付ける「開口工事」
コンテナを部屋として使うには、窓やドアが必須です。しかし、この工程がDIYで最も難易度が高い部分です。
単に鉄板をサンダーで切り抜くだけではいけません。切り取った断面は強度が落ち、雨水が侵入しやすくなります。必ず「補強フレーム(下地鉄骨)」を溶接し、その上にサッシを取り付ける必要があります。
3. 快適な空間を作る「断熱と内装」
「コンテナは夏暑くて冬寒い」というのは事実ですが、適切な断熱工事を行えば、一般的な住宅と同じように快適に過ごせます。
鉄板に直接壁紙を貼ることはできません。「軽量鉄骨(LGS)や木材」で下地を組み、その間に断熱材を入れ、最後にボードを貼るという多層構造を作ります。
DIYの境界線:どこまで自分でやる?
すべてを自分で行う「フルDIY」は達成感がありますが、道具や技術のハードルが高いのも事実です。賢い選択肢として、「ハーフビルド(難しい部分はプロに依頼)」をおすすめしています。
(危険・高難度・水漏れリスク)
- 窓やドアの開口カット
- 補強フレームの溶接
- 重量物の設置・レベル出し
- 雨漏り防止のコーキング
(安全・デザイン・コストダウン)
- 外壁・内壁の塗装
- 断熱材の充填
- 床板貼り・フローリング
- 棚の取り付け・家具配置
賢い選択肢
パウコンテナでは、窓やドアを取り付け、塗装下地まで完了させた状態(スケルトン渡し)での販売も行っています。
「一番大変な鉄工所仕事」はプロにお任せいただき、お客様は「一番楽しい仕上げ」に専念しませんか?
「窓をここにつけたい」「断熱工事までやってほしい」など、
ご要望に合わせたオーダーメイド加工が可能です。